腎臓にやさしいトリーツ(犬用おやつ)を愛犬にあげてみた

腎臓にやさしいトリーツ(犬用おやつ)

動物病院で愛犬が腎臓病(腎不全)と診断されてしまい、いろいろな療法食や腎臓に良さそうな食べ物を調べてる日々です。
腎臓病の療法食はそれなりに種類があるものの、腎臓に悪影響を与えないおやつと銘打って販売されてる商品はそんなに見かけたことがありません。
そんなある日、ペットショップでこちらの「腎臓にやさしいトリーツ」なるものを発見!
こりゃーいい!と喜んで即買いしてみました。
お値段は正確には覚えてないのですが、たしか700円前後だったと思います。

腎臓にやさしいトリーツの特徴と成分

腎臓にやさしいトリーツの特徴と成分

袋に書いてある特徴や成分を転記させてもらいます。
腎臓病(腎不全)の療法食のセオリー通りに、低タンパク、低リン、低ナトリウムになっているようです。

ジャガイモ澱粉に健康維持成分を加えた愛犬にやさしいトリーツです。
低リン0.07%以下(他のやさしいシリーズ比 75%削減)
低タンパク1.4%程度(当社他製品比、75%削減)
EPA・DHA・アスタキサンチン配合(不飽和脂肪酸、抗酸化成分)

栄養成分

粗タンパク質 1.4%以上
粗脂肪 6.0%以上
粗繊維 0.5%以下
粗灰分 3.0%以下
水分 20.0%以下
エネルギー 307kcal/100g当り

医学や栄養学に精通してるわけでもないごく一般的な飼い主としては、ネットで付け焼き刃の情報を仕入れてもその情報が本当に正しいのかどうか、その情報の出所はどこなのか、専門家が言ってるのか素人が書いてるのか、ちゃんと判断するのは難しい場合が多く、結局はこのように「腎臓にやさしい」と思いっきり書いてるのを信じるしかないのですよね。

ボーロとの大きさ比較

大きさを比較してみます。
腎臓にやさしいトリーツと普通のボーロを並べてみました。写真の右端に1個置いてあるのが普通のよくあるボーロです。

腎臓にやさしいトリーツと普通のボーロの大きさ比較

腎臓にやさしいトリーツの大きさは一般的なボーロとだいたい同じくらい。
ボーロほど柔らかいわけではなくちょっとだけ歯ごたえはありますが、歯があるわんちゃんだったら噛んで食べるのは問題ないと思います。
実際にそんなに固くないので手ですぐにバラバラにすることができるくらいの固さなので、歯があんまり丈夫でないワンちゃんでも大丈夫かも。

腎臓にやさしいトリーツを手で崩してみた

腎臓にやさしいトリーツを手で崩してみた

中身はどんな感じなのか見るために手で崩してみました。
ボロボロに崩してティッシュの上に置いた写真です。
上にも書いた通り、固くないのですぐにボロボロに出来ます。
腎臓病のワンちゃんは、高齢で歯周病などで抜歯してしまってる場合もあると思うので、固くないのは個人的には良いことだと思います。

崩して見ると中にはちょっとしっとりした部分があって、そのまわりを普通のクッキーっぽい手触りの生地(クッキーではない)で包んでるような構造になってました。
匂いを嗅いでみるとちょっと魚臭いです。
原材料名の4番目に魚油と書いてあり、おそらくこれの匂いなのかもしれません。

腎臓にやさしいトリーツの袋の裏面

腎臓にやさしいトリーツを愛犬にあげてみた

腎臓にやさしいトリーツを愛犬にあげてみた

前置きが長くなりましたが、愛犬にあげてみました・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・が!!!!ぜんぜん食べてくれない!!!!
ガーーーーン!!!!!
せっかく買ってきたのに・・・・・・・・涙

・・・と思っていたら、別の日にまたあげてみたらちゃんと食べてくれました!
よかった〜〜
1個も食べてくれないまま全部捨てるなんて辛い・・・と思いつつ何度かトライしてみたところ、愛犬が特に元気いっぱい食欲旺盛っぽい日に見事成功!
我が家のワンコは魚の匂いがあまり好きでないので、たぶんこのトリーツはそんなに好きなわけではなさそうです。
ただし、これはあくまで味の好みの問題なので、このトリーツが美味しくないという意味ではなく、魚が好きなワンちゃんでしたら問題なく食べてくれるんじゃないかと思います。

2020年1月25日更新

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